活動報告

コロナ禍という事もあり、初の試みとなります「オンライン工場見学会」を当会の会長である北村氏の昭和スプリング株式会社で開催いたしました。
昭和スプリング様は「板バネの専門家」として、板バネを中心としたプレス加工メーカーです。当日は新入社員様を中心に、ＺＯＯＭを使い工場内のご紹介を頂きました。

コロナ禍での活動の取り組みとして、オンライン工場見学会は大変ご好評を頂きました。
昭和スプリングの皆様、ありがとうございました。

本年は、「マレーシアにおけるビジネス投資環境」と題して、マレーシア投資開発庁の所長であるアフザニル氏に講演を頂きました。
マレーシアの経済環境や国の投資に対するバックアップ体制などのお話をお聞きすることが出来ました。
講演会のあとの懇親会では、経済産業省　経済産業政策局　産業資金課長の呉村氏もご参加いただき、企業とＳＤＧＳの取り組みについてのお話をしていただきました。

新年あけましておめでとうございます。
本年も大阪府グローバル研究会の事業、活動にどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて令和２年の年末年始は暦みがよく長い休みで特別な時間をお過ごしされた事と察し申し上げます。
さてこの時期に日本を取り巻く世界情勢が大きくパラダイムが変化しそうな事象が発生致しました。
ご承知の通りアメリカーイランの緊張や自動車大手の元トップが日本から逃亡する事件は、日本を主眼とした世界観では通用しなくなってきているように感じます。
今企業に求められる人材はダイバーシティ・多様性をもった人材が良いとされています。
これまでの価値観や先入観から一旦俯瞰し、あらゆる価値観をうまく共有しながら目的達成に向けてチームワーク良く推進することだそうです。
著書　山口　周氏の世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか？では、混迷の世界醸成で適切な経営判断をするためには、これまでの計数の分析、明瞭化だけではなく直観や感性が必要であるとあります。
これはまさに当会員企業のような中小企業のトップが直観とこれまでの経験でうまく経営判断できる時代が来たと言わざるを得ません。

トップの世界観や美意識が経営判断を磨くことになります。

さて今月１月２７日（月）大阪キャッスルホテルにて新春講演会を開催致します。
ご多忙中恐縮ですが、ぜひご出席賜わります様、重ねてお願い申し上げます。

大阪府グローバル研究会
北村　勝博